講師 金澤 裕久(かなざわ やすひさ)
4歳からヴァイオリンを学ぶ。
岩本政蔵、井上武雄、萩原耕介、鈴木鎮一諸氏に師事。武蔵野音楽大学卒業後、東京交響楽団に入団。第1ヴァイオリン奏者として在籍。その間、さまざまな舞台、公演等に出演。東京交響楽団を退団後、日フィル、都響、東フィル等でも演奏活動を行う。その後、山形交響楽団に招かれ、コンサートマスターを務める。
山形交響楽団を退団後、スズキメソードヴァイオリン指導者となる。1985年、上級生で構成されたレコルト弦楽合奏団を結成。1994年には、サントリー大ホールにおいて「鈴木鎮一先生95歳祝祭コンサート」のメンバーとして出演。37年にわたり生徒、後進の指導に当たっている。
教育方針
人を思いやり、和を大切にする豊かな心を育てることを目標に指導しています。
教室にはたくさんの仲間との触れ合いがあります。さまざまな音楽活動を通し、人と人とつなぐコミュニケーション、想像力を養っていくことができるでしょう。
音の生み出す美しさに触れることによって、多くの子供たちが喜びに感動します。そこには素晴らしい世界が広がっています。
ですが、美しい音を出すことは簡単なことではありません。時には思い通りにならない苦しみと戦うこともあるでしょう。あきらめずに困難に打ち勝ち、強く進める力を一緒に獲得していきましょう。
音楽が子供たちにとって人生の貴重な一部分となってほしい。音楽を心から愛する人になってほしい。
「どの子も育つ、育て方ひとつ」
楽器を弾けることは人生の大きな喜びである。
さあ、ヴァイオリンをはじめましょう!
レコルト弦楽合奏団
1985年に、金澤クラスの上級生が集まり、当時六実弦楽合奏団として発足。その後名前をフランス語で実りを意味するレコルト弦楽合奏団とし、活動中。
練習の合間のティータイムも楽しみの一つ。
金澤先生の指導のもと、アンサンブルの楽しさ、より良い音を求めて練習に励んでいる。
2003年夏期学校ではビバルディ「四季」より「春」「夏」を演奏し、大好評を得ました。
2003年7月31日松本県民大ホールにて